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若林 健史 院長

KENJI WAKABAYASHI

高度な歯科治療を可能にする人とシステム
患者さんと共に歩んでいける歯科医院

日本大学松戸歯学部卒業後、都内の歯科医院勤務を経て、恵比寿駅にて開業。その後、表参道駅から徒歩4分の場所に移転。

若林 健史 院長

若林 健史 院長

歯周病専門医若林歯科医院

渋谷区/恵比寿南/恵比寿駅

  • ●歯科

「歯医者さんってすごい」小学生の時の感動が原点

若林 健史 院長

小学校4年生の頃だったと記憶していますが、歯が痛くなり、三日三晩、布団の中で泣いて過ごしたことがありました(笑)。その痛みが、歯医者さんに掛かるとたちどころに治ってしまったのです。「歯医者さんってすごい」と素直に思いましたし、以来変わることなく、人を助けることの出来る歯医者さんになりたいと思い続けてきました。それ以前、歯科医師であった私の叔父の仕事に特別な興味はなかったのですが、その出来事があってからは、違う目で叔父のことを見るようになっていた気がします。
大学を卒業後、叔父の診療室に勤務し、分院長を経て、代官山の駅の傍に歯科・小児歯科の『若林歯科医院』を開院致しました。それが1989年のことで、今年(2014年)になり、JR・日比谷線の恵比寿駅から徒歩4分の現在の地に移転したという次第です。

歯科口腔ドックで全方位から検査。これまでにない歯科医療を提供する

若林 健史 院長

開業にあたり、場所にこだわるということはありませんでした。というのも、私が勤務していた叔父の診療室は自費診療だったのですが、ご近所の方はむしろ少なく、遠いところから紹介を受けてこられる方ばかりだったのです。それを受けて、自分が志向する歯科医療を提供出来さえすれば、それを良しとしてくれる患者さんが必ず集まってきてくれるという確信を持っていました。
当院では最初に歯科口腔ドックといって全方位からの検査をおこない、結果を分析して1時間半ほどの時間を掛け患者さんに説明していきます。生涯に渡り自分の歯で美味しく食事をするには、現状はこうで、こうしていったほうが良いというお話をさせていただくのです。患者さんは一様に「ちょっとこの歯医者は違うな」と思われるようですね。そして、私どもの方向性に共鳴された方が通院をしてくださるということにつながっていきます。
今、1番遠くからいらっしゃってるのは、青森の方ですね。それから、栃木、群馬、長野と、関東近郊からもわざわざ足を運んでくださっています。自分にとって本当に大切な人を紹介してこの運びとなるわけですので、その思いに報いれるよう全ての力を傾けていかねばならないと考えています。

歯科医院に携わる方に向け数々の本も出版

若林 健史 院長

私はこれまでに4冊の本を出版しました。『見てわかる!実践歯周治療』、『患者さんのための歯周病治療(歯周病を理解するために)』、『歯科医院のホスピタリティ(チーム医療のススメ)』、そして、『増大するアクティブシニアをサポートする歯科治療(患者さんの第二ライフステージのQOLを向上させるために)』です。
これらは歯科医院に携わる先生やスタッフの方に、ぜひ読んでいただきたいと思います。

★『見てわかる!実践歯周治療』は歯科衛生士のための本です。初学者には基礎知識の習得に、中堅やベテランの方には一歩踏み込んでペリオの知識を整理するために、それぞれ最適な内容になっています。
★『患者さんのための歯周病治療』は、「歯周病という言葉は知っているけれど、どんな病気なのか?どうすれば治るのか?」といった疑問に答え、歯周病について正しい知識を患者さんに持っていただくための本です。
★『歯科医院のホスピタリティ(チーム医療のススメ)』は歯科医院を開業している先生たちのための本です。歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士、そして患者さんが立場を尊重しあえる。そんな歯科医院作りのヒントをご紹介しています。
★『増大するアクティブシニアをサポートする歯科治療(患者さんの第二ライフステージのQOLを向上させるために)』最近はご高齢の方も歯科治療への意識が強くなりつつ、受診率も高くなってきています。 そうした方々への対応に備え、質の高い治療を提供し、長く、より信頼される医院を築くために必要な内容をまとめています。

私の本が歯科医院に携わる方のお役に立てたら嬉しいですね。

本当の歯周病治療を可能にする人とシステム

歯周病を治すには、診療室全体としてそれに見合うシステムになっていなければなりません。それはドクターだけでなせることではなく、しっかりとトレーニングされた歯科衛生士の存在も重要です。その違いを一言で表せば、“見る目”ということになるでしょうか。歯の表面の汚れだけが気になるということでは不充分です。歯と歯ぐきの境目、歯ぐきの中など、非常に歯石がとりにくいところに着目し、なおかつ、とりきるだけの技術がなくてはなりません。歯自体も大切ですが、それに加えて歯ぐきが見れないことには用を為さないということですね。当院は日本歯周病学会の認定歯科衛生士が、歯科医師とともに皆さんの歯を見守っていきます。歯周病を中心に見ることを長く続けてきた彼女たちですから、私も安心して任せられます。
それから、歯周病を診るには5分、10分のアポイントでは到底不可能です。当院では1時間という時間をおとりし、丁寧に治療をおこなっていきます。そしてそれを何回も繰り返していく。それが出来る人とシステム、両方が備わってこそ本当の歯周病治療が可能になると考えています。

これから受診される患者さんへ

診療で心がけているのは、痛くしないということですね。麻酔にしても虫歯を削るにしても痛みを感じさせることなくおこないます。これは時間を掛けて丁寧にやらないことには不可能なことです。それから、乱暴なことはいたしません。ジェントルタッチと呼んでいますが、お口の中に手を入れるのもそーっと入れていくように心がけています。まして、唇を引っ張るなどもってのほかです。だからか、患者さんは治療中に眠ってしまわれる方が多くいらっしゃいます。
歯科医師は疾患そのものに目を向けなければなりませんが、私たちはその向こうにある、その人自身を見て、その人と一緒に治療をおこなっていきたいと考えています。患者さんとの心と心のつながり。まずそれがあってこその、治療だという風に考えています。

今あなたのお口に何が起こっているのか、そして、何が必要なのかをわかりやすく説明してくれる歯医者さんをお選びになってください。その上で明確なゴールを設定し、その目標に向かって患者さんと共に歩んでいける歯科医院。私たちはそんな歯科医院でありたいと思っています。
今度こそ真剣に歯を治したい。健康の大切さを理解し、それを出来る限り長く維持していきたいという方はどうぞいらしてみてください。

※上記記事は2014年7月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

若林 健史 院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 趣味・特技:ゴルフ
  • 愛読書:歯科関連書籍
  • 好きな映画:SF系(ターミネーター、マトリックス)、ビッグ・ ウェンズデー
  • 座右の銘:二者相合之偶云
  • 好きな音楽もしくは好きなアーティスト:ライトミュージック(ボズ・スキャッグス、クリストファー・クロス)
  • 好きな場所:海が見える風景

グラフで見る『若林 健史 院長』のタイプ

エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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