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加藤 清恵 院長

KIYOE KATO

糖尿病の専門治療をおこないつつ、身近なかかりつけ医として皆様に寄り添える医療を

弘前大学卒業。東京都済生会中央病院 総合検診センター・センター長を経て、渋谷診療所・所長に就任。2018年3月に『渋谷済生クリニック』を開院(各線「渋谷駅」から徒歩10分)。

加藤 清恵 院長

加藤 清恵 院長

渋谷済生クリニック

渋谷区/東/渋谷駅

  • ●内科
  • ●糖尿病内科

糖尿病の治療に一生を捧げてきた経験を生かして

加藤 清恵 院長

高校生の時に、部活の先生のご実家に遊びにいったことがありました。ご実家はお医者さんだったのですけども、先生のお姉さんがそこで医師をされていました。言い方が適切かどうか(苦笑)、お姉さんはすごい女傑で、女性ながらものすごくパワフルな方だったのです。そのお姉さんの診療してる姿を間近で見て、この仕事に憧れを抱くようになりました。
弘前大学を卒業後は東京へと戻り、知り合いの先生から紹介を受け、済生会中央病院に入職しました。私には、臓器別に診るのではなく、全身のあらゆることを診れるようになりたいという希望がありました。済生会中央病院は糖尿病の治療で有名な病院だったのですが、糖尿病の治療はまさに全身を診るものです。そこに魅力を感じ、以降、定年までこちらの病院に身を置くことになりました。
『渋谷済生クリニック』は2018年3月に開院いたしました。それ以前、私は『済生会渋谷診療所』というところで所長を務めさせていただいたことがあり、当時の患者さんを引き続き診ていきたいと思い、そこからほど近くのこの場所にクリニックを開設することになったのです。

クリニックだから出来る、1人ひとりに寄り添った治療を

加藤 清恵 院長

近年になって糖尿病患者さんの数が非常に増え、病院の外来は患者さんがあふれてしまう状態です。その結果どうしても診療がタイトになり、1人あたりの診療時間は限られたものになって、個々の病状を把握することが難しい状況になっています。病院におりますと、他科との連携等、便利なところはたくさんあるのですけども、診療時間を充分に確保するという大前提を考えれば、クリニックで診ていくということが有効だと考えています。
糖尿病の治療においては、患者さんとしっかりお話をするということが非常に大切です。といいますのも、患者さんはなかなか本音を言えないものだからなんですね。たとえば、血糖が悪くなっているとしても、帰り際になってようやく、「あれを食べてしまって…」といったお答えが返ってくるとか。それにしても、こちらが忙しそうにしてるから「言えない」ということもあろうとか思うのです。クリニックで充分な余裕を持って診させていただくことにより、1人ひとりに寄り添った医療が提供していきたいと思っています。

病院との密な連携が大きな特徴に

加藤 清恵 院長

普段はクリニックで拝見し、具合が悪くなれば病院で診てもらうという体制を構築出来ればと思っています。ご存知のように、糖尿病は全身の疾患に関わりの深いものです。たとえば、目に関するもので、糖尿病網膜症というものがあります。ある程度までは地域の眼科さんで経過観察してもらうのが適切だと思いますが、状況が深刻になれば、適切な治療の時機を失わないためにも、設備の整った病院で診てもらうことが必要です。
また病院では、教育入院のシステムをはじめ、糖尿病療養指導士や栄養士等、治療のノウハウが集結しています。普段はクリニックで診て、時々病院でチェック出来るという体制を持つことが、トータルで見た場合に有用だと考えています。

これまでの経験を生かし、有用な情報をより多くの方に提供していきたい

今後は栄養士もさらに充実させていく予定ですが、糖尿病療養指導士である看護師をはじめとし、スタッフには恵まれたと思っています。これから考えていることとしては、そのスタッフの力を借りながら、患者さん向けの糖尿病教室を定期的に開催していけたらと思っています。教室は個別のお話ではなく、テーマごとに広く興味を持ってもらうものに絞り、皆さんの意識を向上させていけるものに出来ればと考えています。
糖尿病について知識を得ることは、今現在、病気を抱えている方だけに向けたものではありません。身体にとって良い情報を集めて公開し、より多くの方の健康に寄与していけるものにしていけたらと思っています。

これから受診される患者さんへ

当クリニックでは、出来る限りお薬の治療を減らし、食事と運動中心の糖尿病治療を推進していきたいと考えています。今はさまざまなお薬があり、それ自体は有効な手段ではあるのですけども、お薬に頼るあまり、雪だるま式にお薬の量が増え、大変な事態におちいるケースが少なくないことも事実です。これまで、教育入院を経験し、食事療法だけで具合が良くなっていく人をこれまでたくさん診てきました。その経験を生かしつつ、1人ひとりの方と一緒に悩み、考えながら治療をおこなっていけたらと思っています。
『渋谷済生クリニック』では、糖尿病の患者さんを中心としながらも、一般的な内科疾患や生活習慣病の方々も拝見しています。風邪を引いた、おなかが痛いなど、お身体に関することで何か気になることがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。

※上記記事は2018年3月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

加藤 清恵 院長 MEMO

総合内科専門医 /糖尿病専門医

  • 出身地:東京都
  • 趣味:読書、旅行
  • 好きな本・作家:歴史小説/司馬遼太郎、佐伯泰英
  • 好きな映画:スター・ウォーズ
  • 座右の銘:「過ちすな 心して降りよ」(『徒然草』)
  • 好きなアーティスト:エンヤ
  • 好きな場所・好きな観光地:「初めて訪れる土地」/ハワイ

グラフで見る『加藤 清恵 院長』のタイプ

穏やかでやさしく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかでやさしく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

CLINIC INFORMATION

渋谷済生クリニック

渋谷区/東/渋谷駅

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  • ●糖尿病内科
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