阿部 浩一郎 理事長への独自インタビュー

1人ひとりの方をゆっくり丁寧に診ていきたい

独立してできる仕事を考えていた私は、母方に医療関係者がいたこともあり、小さな時から馴染みのあるこの世界を目指すことにしたのです。
大学を卒業後、母校の形成外科に入局しました。やりがいというものは、どの科でも、どの仕事でも見出せるものでしょう。形成外科の場合、比較的新しい科なものですから、術式も新しいものがどんどんと出てきますし、試行錯誤することで自らが術式を生み出せる余地があるというところに大いに興味をかきたてられたのです。
『青山研美会クリニック』は2010年に開院いたしました。それ以前、私が町田で約20年、妻（阿部圭子 院長）が有楽町と青山で10年間クリニックを営んでおりました。私の形成外科をベースとした美容外科的治療と併せ、妻の皮膚科をベースとした美容皮膚科的医療とを組み合わせることで、より良い結果と、多様なニーズに応えることができると考えたのです。
駅からさほど離れてはおりませんが、この辺りは住宅街の真ん中で、通常、開業地としては適していない場所かもしれません。しかし、私たちの姿勢としては、1人ひとりの患者さんをゆっくり丁寧に診ていきたいと思っていたものですから、むしろこの落ち着いた雰囲気の中でできるということをプラスに考えたのです。

お肌のかかりつけ医として、いつまでも

以前のクリニックからの患者さんも含め、開業以来、定期的にお越しくださっている方々が多くなっています。疾患そのものは治ったとしても、肌の状態などは常に変わっていきます。それをベストのコンディションに保とうとすれば継続的なケアが必要になるのです。もちろん年を経ていくごとに、たるみやシミ、シワなどのお悩みは増えていくことになりますから、そういったご相談にも適宜対応していくことになります。老化は、誰にも等しく訪れるもの。しかし、心がけ次第で、美しく歳をとっていくことは十分に可能です。お肌のかかりつけ医として、美しい歳の取り方を皆さんと共に考えていければと思っています。

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