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渡辺 七六 院長

SHICHIROKU WATANABE

クリニックとは思えない居心地の良い空間で、
丁寧かつ苦痛が少ない内視鏡検査を提供。

東邦大学卒業。消化器内科医として大学病院に勤務後、1997年に『渡辺七六クリニック』を開院(JR・都営地下鉄大江戸線「代々木駅」より徒歩1分)。

渡辺 七六 院長

渡辺 七六 院長

渡辺七六クリニック

渋谷区/代々木/代々木駅

  • ●内科
  • ●消化器外科
  • ●胃腸内科

この仕事に適性があったことに感謝

渡辺 七六 院長

私がこの世界を目指したのは、医師であった父の影響が大きいですね。といって無理に勧められたわけでもなく、ある時点から、「この世界に進むのだろう」という予感を持っていました。当時の田舎の学生にとって、仕事の選択肢はある意味、限られていたものなのです。その状況の中、イメージしやすいのが父の仕事だったということでしょうね。もし仮に今の時代の東京に育っていたら、まったく違う分野に興味を持っていたかもしれません(笑)。
消化器内科を専門としたのは、手技的なものが要求される分野であったことが大きいでしょう。それに加え、形態学と言い、見て瞬時に判断する能力が求められます。幸いなことにその両方に適性があったことで、今があると思っています。

木の温もりにあふれた寛ぎの空間

渡辺 七六 院長

初めてここを訪れた方は驚かれるかもしれません。こちらにはポスターの類いも一切なければ、時計も、廊下もありません。大腸の内視鏡検査にいらした患者さんは、ここで長時間を過ごすことになります。そこに時計があれば時間を気にしてイライラもされるでしょうし、病院を感じさせるものがあると、落ち着いて時間を過ごす気にもなれないかもしれません。クリニックは全体が木の温もりが感じられる造りとなっており、ソファも窓に向けて並べてあります。これらは、みなさんに少しでもリラックスして時間を過ごしてほしいと考えてのことでした。お家のようなクリニック。患者さんにもそのように感じていただき、寛いでいただければ幸いに思います。

患者さんのすべてを診ていく心積もりで

渡辺 七六 院長

近隣から足を運ばれる患者さんには、「お腹をこわした」「風邪を引いた」という方が多く、逆に検査を契機にいらしている方は、遠方からわざわざお越しくださる方が目立ちます。話をしていますと、「実は血圧が…」と相談を受け、気にいっていただいたのか、そのまま通っていただく方が多いのです。
患者さんとは堅いお話だけに終始するのではなく、世間話的な会話も交わし、患者さんのほうから悩みを打ち明けてくださるようにと思っています。ご高齢になれば年相応に身体のどこかに不具合を抱えているものですし、主訴はもちろんのこと、何なりと相談していただけるクリニックでありたいですね。

苦痛のない、“丁寧な”内視鏡検査のポイント

検査そのものを楽に感じていただけるかどうかは非常に大切です。以前の所見の結果によって、リスクが大きい方は毎年続けて検査にいらしていただく必要が生じますし、その場合、つらい思いや痛い思いをされたら、来ようとは思われないでしょう。それを避けるためにも、なるべく苦痛から解放して差し上げたいと思っています。

クリニックではその日お帰りになる際、あらためてご説明をおこなっています。ただ、この説明は、すべてを丁寧にすれば良い、というものでもないと思うのです。あまり言葉が多くなるとかえって不安を感じてしまう方もいらっしゃるからで、患者さんによって説明の内容は異なることになります。
事実を伝えることが前提になりますけども、時間を掛ければ良いというものでもなく、強いて言えば、その人が求めるもの、知りたいと思っていることを察し、パンと伝えてあげるほうが良いのではないでしょうか。料理で言えば、満腹になる必要はないのです。量より質。満足してお帰りいただけるかどうかが重要なのです。

これから受診される患者さんへ

健康診断などで精密検査を指摘されたなら、怖がることなく、素直にその流れに従われたほうがよろしいでしょう。何も見つからなければそれに越したことはありませんし、仮に病気が見つかっても、その段階であれば大事にいたることなく治癒する方も多いわけで、安心を得るために検査をお受けになることをお薦めします。
こちらには検査で毎年訪れる方が多くいらっしゃるのですが、ほとんどの方がそのような認識なようです。「これでまた1年元気で過ごせます。また来年先生の顔を見にきますから、先生もお大事に」と、こちらに気を遣ってくださる方も最近は増えてきましたね(笑)。
私もいつのまにか60歳を過ぎましたし、次のことも考えなければならない時期に入ったと思っています。口はばったいようですが、このような雰囲気のクリニックはそうあるものでもなく、気に入って通っていただいてる患者さんを迷わせるわけにもいきませんから。もちろん、身体が無事なうちは、まだまだ現役でいるつもりですので、ご安心ください。

※上記記事は2017年1月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

渡辺 七六 院長 MEMO

血液専門医

  • 出身地:山梨県
  • 趣味:旅行、食べ歩き、ワイン
  • 好きな本:ワインの本
  • 好きな映画:アクション、ミステリー/『ダ・ヴィンチ・コード』
  • 好きな言葉:あるがまま
  • 好きなアーティスト:山下達郎
  • 好きな場所:ラヴェッロ(伊)、サン・セバスティアン(西)

グラフで見る『渡辺 七六 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

CLINIC INFORMATION