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小田原 靖 院長

YASUSHI ODAWARA

不妊治療のスペシャリストが集結し
心のこもった医療を実践

東京慈恵会医科大学を卒業後、大学院を経て豪・メルボルン王立婦人科病院に留学。2年間にわたって生殖医療を中心に研鑽を積み、帰国後に日本初となる顕微授精児誕生に携わる。1996年にクリニックを開設し、現在は「恵比寿駅」から徒歩6分の場所で診療。

小田原 靖 院長

小田原 靖 院長

ファティリティクリニック東京

渋谷区/東/恵比寿駅

  • ●産婦人科
  • ●婦人科

不妊治療のパイオニアとして国内初の顕微授精誕生を主導

小田原 靖 院長

不妊治療を専門にするようになったのは、学生時代に参加した英語のディベート大会がきっかけでした。当時はちょうど「体外受精」が注目されはじめた頃で、その是非をめぐって相手チームと意見を戦わせることになったのです。体外受精について詳しく学び、勉強していくうちに、面白さと言いますか、やりがいや将来的なニーズを感じるようになりました。それからは生殖医療を中心に知識を深め、大学院を修了した後はオーストラリアへの留学を経験しました。ご存知の方もいらっしゃるかも知れませんが、世界ではじめて体外受精に成功した国はイギリス、2番目がオーストラリアです。そのため、先方へ留学希望のお手紙をお出しして、生殖医療の先進国で2年にわたって研鑽を積みました。
帰国後は、大学病院を経て、東北・仙台にあるスズキ病院へ。産婦人科の科長として、日本初となる顕微授精児の誕生をサポートすることができました。こうした経験をふまえて、患者さんが無理なく治療を続けられるような環境をご提供したいという想いから、不妊治療専門のクリニックを開設いたしました。

高水準の医療環境のもと、心のこもった医療を実践

小田原 靖 院長

私がクリニックを開設した20年ほど前は、都内の不妊クリニックの数はまだ2、3軒ほどだったでしょうか。今では全国に500あまりの医療機関があるようですが、私たちは不妊治療クリニックの草分け的な存在として、日本国内における指針となるような医療をご提供しなければと考えています。開業から3回にわたって移転・リニューアルをするなど医療環境を充実させるほか、国際規格であるISO9001(品質マネジメントシステム)を取得。ソフト面・ハード面ともにクオリティの向上を目指し、進化を続けてきました。
クリニック名に「ファティリティ(繁殖・受精)」とあるように、ここでは体外受精や顕微授精といった高度生殖医療に対応しています。JISART(日本生殖補助医療標準化機関)による施設監査に合格した高水準の培養システムを有し、各分野のスペシャリトが集結して診療にあたっていますが、何よりも大切に考えているのは「患者さんにご満足いただける医療をご提供する」ということです。患者さんを中心に、私たちチームが一丸となり、心のこもった医療を行いたいと思っています。

患者さんが満足できる治療のため、チーム医療でサポート

小田原 靖 院長

どんなに治療技術が進化しても、また私が経験を重ねたとしても、不妊治療は必ずしも希望する結果が100%の確率で得られるものではありません。患者さんとご一緒に、私たちスタッフがどんなに頑張っても、結果に結びつかないケースがあるのも確かです。それでも私は、どんな結果になろうとも「先生に診てもらえてよかった」と言っていただけるような医療をご提供したいと思っています。
私自身が直接患者さんと接することのできる時間は限られていますが、その時間を患者さんにご満足いただけるものにするべく、翌日に向けた「予習」は決して欠かすことがありません。日々の診療を終えた後で、翌日お迎えする患者さんの履歴をチェックし、ご提案する治療プランについて考えたりと、2時間ほどを費やしているでしょうか。これは、患者さんの精神的な負担をケアする臨床心理士や、遺伝リスクの専門家である遺伝カウンセラー、管理胚培養士や看護師たちも同じです。すべてのスタッフが患者さんのため、少しでも治療水準を上げようと日々努力をしています。

デリケートな問題だからこそ、徹底してプライバシーに配慮

私が医師になって以来、日本でも不妊治療について広く認知されるようになってきました。でも、不妊というのは「お腹が痛い」、「歯が痛い」といった自覚症状があるわけではない分、なかなか医療機関に足を向けづらいかもしれません。そもそも不妊治療クリニックでは、どんな治療が受けられるのか?当院では、期間や費用のことなども含めて「不妊治療」を知っていただくため、定期的に説明会などを開催しておりますので、ご自分やパートナーのライフスタイルに照らし合わせて、不妊治療をスタートするか否かの参考にしていただきたいと思います。
不妊治療は非常にデリケートなものであり、とくに患者さんのプライバシーについては十分な配慮が必要とされます。当院では、すべての患者さんに快適にお過ごしいただけるようにと待合スペースをいくつかに分け、診察はすべて個室スタイルに。また、診察室にお迎えするときにはお名前をお呼びする代わりに、携帯電話へのメール送信でご案内するようにしておりますのでご安心ください。

これから受診される患者さんへ

『ファティリティクリニック 東京』は、JR「恵比寿駅」西口から徒歩6分の場所にあり、体外受精、顕微授精をはじめとした高度生殖医療を中心に診療しています。それぞれのライフスタイルや考え方にあわせて、最も適した治療プランをご提案させていただきますので、どうぞお気軽にご相談ください。

※上記記事は2016年10月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

小田原 靖 院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 趣味:サーフィン、ワイン、音楽鑑賞(特に60〜70年代のロック)
  • 好きな雑誌:音楽、海関係の雑誌
  • 好きな映画:音楽関係の映画
  • 好きな言葉・座右の銘:謙虚であれ
  • 好きなアーティスト:ブルース・ブラザース、ボブ・ディラン、The Band、CSNY
  • 好きな場所:鎌倉・湘南の海

グラフで見る『小田原 靖 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

CLINIC INFORMATION