新井 政男 院長への独自インタビュー

祖母の死をきっかけに医師を志し、消化器外科医として研鑽を積む

小さなころの私は、いわゆる「おばぁちゃん子」だったのですが、残念ながら祖母は私が小学校の低学年のときに亡くなりました。まだ子どもだった私は、祖母がいなくなったことが悲しくて悔しくて。落ち込んでいる私に両親は、「その気持ちをバネに医師を目指したらどうか」と声をかけたんですね。そして私は、その言葉に背中を押されるようにして医師を志すようになりました。
杏林大学医学部を卒業した後は、日本医科大学の第一外科（現・消化器外科）に籍を置き、研鑽を積みました。大学病院や関連病院で診療していたころは、消化器系がんの手術や治療を数多く経験しましたが、自分が担当した手術によって患者さんが良くなり、歩いてお帰りになるときは何より嬉しいものでした。私自身、忙しくも充実した日々のなかで、消化器外科医としてのやりがいを感じながら診療にあたってきました。

医師としての最終目標は、「町のやさしいお医者さん」になること

医師になった当初から、最後は「町のやさしいお医者さん」となり、自分のクリニックを開きたいと考えていました。そうして都内で候補地選びを進めるなか、大学病院などと連携しやすいこと、クラシックを聴きによく足を運んでいた「東京オペラシティ」が近いことなどが決め手になり、この場所での開業を決めました。開業日は2012年7月でしたから、もう8年あまり診療を続けていることになりますね。
来院される患者さんは、近隣にお住まいの方やお勤めの方、まさに老若男女を問わず幅広くお越しいただいており、中には90代のご高齢の方もいらっしゃいます。私の専門分野は胃や大腸など消化器の病気ですが、当院に信頼を寄せて足を運んでくださる患者さんのため、できる限りの診療をしたいと考えています。もしもお困りのことがありましたら、どうか緊張なさらずに何でもご相談いただきたいと思います。

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