東京ドクターズ  |  病院・クリニック・歯医者・動物病院の検索サイト

大山 和一郎 院長

WAICHIRO OOYAMA

数多くの経験を積んだからこそできる判断を
頭頸部のがんについて相談できるクリニック

東京医科大学大学院修了後、22年間を国立がんセンターと関連病院で診断と手術に携わる。2007年、恵比寿駅より徒歩10分のこの地に開院。

大山 和一郎 院長

大山 和一郎 院長

おおやまヒューマンクリニック

渋谷区/恵比寿西/恵比寿駅

  • ●耳鼻咽喉科

頭頸部のがんについて相談できるクリニックを目指して

大山 和一郎 院長

父親が耳鼻科医であったことは大きかったように思います。しかし、父から云われてこの職業を選んだということでもないのです。むしろ、自分から「そうなるものだ…」と思い詰めて育ったというところでしょうね(笑)。
私は耳鼻科医になるのであれば頭頸部のがんに携わりたいと考えていました。それには純粋な興味もありましたし、学生の時の教授がその分野の専門家だったことも影響しているかもしれません。以来、22年間を国立がんセンターと関連病院で診断と手術に費やしてきました。
ああした現場に長く在籍していますと、患者さんが“そこ”にたどり着くまでが遠いということを常に考えさせられます。頭頸部のがんは、がん全体の数からすれば少ない部類なのですが、それを診ることの出来る人間は特定の施設に集中しています。となりますと、患者さんは少し相談をしようにもそれすら難しい。また、治療後の経過観察についてもわざわざ病院に足を運ばなくてはなりません。
耳鼻咽喉科に加え、頭頸部のがんについて皆様のお悩みに気軽に答えることの出来るクリニックを目指し、2007年に、JR・日比谷線恵比寿駅、東横線代官山駅から程近いこの地に『おおやまヒューマンクリニック』を開院した次第です。

数多くの治療を経験してきたからこそできる判断を

大山 和一郎 院長

頭頸部とは首から上、頭から下、首の骨から前を指し、具体的には舌や咽頭、喉頭に発症するがんになります。食べ物が引っかかる。飲み込んだ時に痛みが生じる。鼻血が出る、などなど、注意すべき徴候は疾患によって異なります。クローズアップされることの多い声嗄れについては、2、3週間続くようであれば注意が必要です。また、声嗄れにはがん特有といっていい特徴があり、経験のある人間ならば声を聞いただけで判断が可能です。
やはり、数多くの治療を経験しないことには、程度の判断もつかず、治療の良し悪しについても説明をおこなうことは難しいものがあります。その意味において、私たちのようなその道に携わった人間の果たすべき役割は大きいと考えています。

悩みを聞くことに徹し、受け止める

大山 和一郎 院長

頭頸部の腫瘍に関して言えば、患者さんが一番知りたいのは、「がんなのか?そうじゃないのか?」ということでしょう。あるいは、手術をして、声が出るのか、食事は今までのように出来るのか、といったこともしかりです。
これはがんの患者さんに限ったことではありませんが、「私はこういうことが心配なの…」という患者さんの一番の悩みを聞き出すことから始まります。こちらは何も先入観を持たず、とにかく聞くことに徹し、その方が聞きたいことを受け止めた上で、その人が望む説明をしていくべきです。ただ単に、「大丈夫ですよ」と言ったところで、ご本人が納得出来ていないのでは意味がありません。体の心配だけに終わらず、心も丸ごと受け止める覚悟が私たちには求められていると考えています。

体と心の両方に働きかける漢方を積極的にとり入れる

当院は、鼻づまりやくしゃみ、中耳炎、アレルギー性鼻炎等の一般的耳鼻科疾患と並行し、頭頸部の腫瘍に関する専門的な診療をおこなっています。また治療においては、漢方を積極的にとり入れています。のどの痛みや異物感を訴える方の中には、どんな検査をしても悪いところが見つからないケースが少なくありません。漢方薬は体はもとより、心に働きかけて病を癒す効果があります。
私が病院にいました頃は漢方の持つ力が着目されることはほとんどありませんでした。そういう意味では時代が変わったということでしょう。体のみならず心に働きかけることの出来る漢方を取り入れることにより、多くの患者さんを悩みから救って差し上げることが出来ればと思っています。

これから受診される患者さんへ

病気というのものは、自分1人で抱え込んでしまうと上手くいかないものなのです。私の経験からいっても、ポジティブな方ほど、がんを再発する率が低いという実感を持っています。体と心は別々に存在するものではなく、本来は1つのものなのです。体と心、両方をケアするために賢くクリニックをご利用いただきたいと思いますし、我々に出来ることで、皆様の心強い支えになっていければと考えています。

※上記記事は2014.08に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。

大山 和一郎 院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 趣味:ビール、お寺&神社めぐり
  • 好きな本もしくは愛読書:夢をかなえるゾウ
  • 好きな映画:メンインブラック シリーズ、トランスフォーマー シリーズ
  • 好きな言葉:生かせいのち
  • 好きなアーティスト:エリック・クラプトン
  • 好きな観光地:高野山

グラフで見る『大山 和一郎 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

CLINIC INFORMATION